馬柱には近走過去の成績が載っているので内容をチェックしていきます。
長期休み明け1年以上前などの古いレース成績はあてになりません。
また、別定や定量の時は問題ありませんが、ハンデ戦の場合は予想が難しくなりますので注意が必要です。
同クラスで既に勝っている馬は、そのクラスを卒業してもいいので勝つ実力は十分あるということになります。
更に、その勝った時の2着馬とのタイム差をチェックしましょう。
この差が大きいほど有力です。
0.7秒差以上であれば大きく差を付けて勝ってるという事です。
同クラスのレースで負けているが、1着馬とのタイム差が小さい場合は要チェックです。
このタイム差が小さいということは接戦で負けているということなので、実力的には勝馬とあまり差がないということがいえます。
スタート時に出遅れたのに僅差など、内容によっては勝った馬よりも実力がある場合もあります。
0.5秒差以内は1着馬と同等。1秒以内の場合は展開によって1位になっていたと考えても良いでしょう。
尚、一般的に0.2秒のタイム差は1馬身と言われています。
また、上位のクラスで走った実績のある馬も1着馬とのタイム差をチェックします。
実力的には申し分ないので、くる確率は高いです。
前走が下位のクラスで勝ってきた馬は、相手のレベルが低いので2着馬とのタイム差では比較ができません。
前走レースの走破タイムや、上がり3ハロンのタイムで実力を確認します。
上がり3ハロンとはラスト600mの事で、新聞やwebの馬柱に上がり3ハロンのタイムが載っています。
上がり3ハロンは競馬予想で最も重要視されているので、チェックは欠かさずに。
ちなみに、標準的なタイムは芝のレースであれば36秒前後が目安です。
逃げ・先行など前に行く馬と、後方から競馬を進める馬とでは当然タイム差がありますが、逃げ・先行馬が残るか、後方から差しが届くかを予想することが重要です。